目次
失恋した女子
小林明日香 (仮名)
33才 石川県 事務職
いつもデートは割り勘の彼氏
20代後半で出会った男性の話です。当時20代前半から長年付き合っていた彼氏がいました。しかし、当時の彼は結婚に対して、はっきりとした意思表示も特にありませんでした。
金銭的にも私の方が収入がすくないのに常に割り勘でした。仕事がすごく忙しい人で友人付き合いも多い人でしたが、忙しくて会えないということはなく、私に時間を合わせてくれるので、私の事が好きでいてくれるのは伝わっていました。
一緒に貯金をして同棲を始める
しかし、女性として私を可愛がっている大切にしていきたいという、男らしさに欠けていました。関係を進めたくて一緒に貯金をしようと切り出したのは私です。
しかし、彼は私との貯金以外は貯蓄はありません。念願の同棲を始めても彼の性格は変わることがなかった為、生活費も折半で正直常に余裕がなく、私は支払いを除いた収入はほぼ全額生活費でした。
それに対して、彼は支払いを除いた生活費は残るお金の三分の一くらいで、一緒に生活をしていても、実家暮らしと変わらないような生活でした。その為、自分ばかり切り詰めている事に対して、いつもイライラしていました。
経済力のある男性が出現!
そんな時出会った男性に「収入差があるのに金銭的に負担を強いている彼はどうかしている、一人で日々切り詰めた生活をしている私が不憫だ。せめて家賃・光熱費くらいは全額負担するのが男でしょう」と言われました。
男性経験が少ない私は、そんな風に言ってくれる男性をかっこいい大人の男性だと思ってしまいました。その後その男性と二人で会う機会があり、帰りにキスをされました。
当時の彼氏とは違った強引なキス。精神的にも余裕がなかった私は、簡単にその男性に惹かれてしまいました。
食事代もホテル代も支払う男と浮気関係に…
その後何度かデートを重ねました。食事代もホテル代も全て彼持ち。今まで割り勘デートだった私は大人の男性に女性扱いされ、ますますその男性の事が好きになってしまいました。
もちろん彼氏の事も好きでしたし、長く付き合っていたので、彼と別れるという選択がなかなかできず、しばらく浮気状態でした。
実質浮気相手になってしまった男性にも今の彼氏のどこが好きなのか、そこまで辛い思いをして別れられない理由がなんなのか、人生一度しかないのだから今の彼氏にしがみつく必要はないと言われていました。
だけど、今の彼氏と過ごした日々は幸せだったし、金銭的に援助が少ない事以外に不満はありません。
しかし、これ以上生活を共にしていくのなら、私の収入と支出のバランスから生活にかかる費用を完全折半しようとする、彼と長く生活を続けていくのは難しいことも事実。
お金のない彼に別れを告げる
もともと器用に恋愛が出来るタイプではないので、彼の経済的余裕のなさから彼にあたってしまう、自分の自己嫌悪に耐え切れずに彼氏と別れを決意しました。
当時の彼氏は別れる直前まで、私が金銭的にとても苦しんでいたことに気がつかなかったそうです。金銭的にも負担を軽くすると言ってくれました。
だけど、大好きだった彼を裏切ってしまった自己嫌悪。いつも楽しそうに笑っている私が好きだと言った彼の前で、同棲を始めて以来いつもイライラしているところを見せてしまった。私が辛くあたってしまった時の彼の悲しい顔に耐え切れずに、別れを覆すことはありませんでした。
浮気相手の態度が豹変
しかし、彼氏と別れてから男性の態度が豹変しました。今まで私が逢いたいと言えば私の都合に合わせくれていたのに、突然彼本位の予定に変わりました。
それも毎日のように誘って来ていたと思えば、突然一週間逢わない日が続く。たまたま約束の時間に寝坊してしまった時にあからさまに「冷めた」と言われ、その後のデートも一日ずっと不機嫌な状態でした。
私はあまり体力がある方でないので休みの日の午前中は寝ていたいタイプなのですが、どうしても午前中から会いたいという元浮気相手の彼に合わせてしまった結果です。
寝坊した私も悪いのですが、私の体力を考慮してくれなかったことがとても悲しくなりました。更に私が寝坊したことに腹を立てていたくせに、私の運転する車で寝る始末。
浮気相手に本命がいて二番手に…
彼氏と別れたのに正式に付き合おうともしない。勇気を出して問いただすと実は彼女が居たとの事。それも付き合いだしたのは、私が彼氏と別れる直前。私の彼氏の悪口を散々言い、彼氏と別れるように促しておいて、自分は着々と本命を作っていたなんてひどい男だと思いました。
しかし、私も寂しかったので二番手を受け入れてしまいました。そして2年間私は浮気相手というポジション。2年間の間に何度も別れを告げました。そのたびに彼女と別れるからそばにいてくれと言われ、やっぱり別れる事ができなかったの繰り返しでした。
その上、私は二番手から本命になるために男性に嫌われるのを恐れ、都合のいい女性になってしまいました。男性の突然の誘いにも答えられるように、彼から連絡が来るまで食事をとらない。たまに私が空腹に耐えられず食事を済ませてしまうと家で会おうと言い、私はファーストフードのテイクアウトを持って彼の家に通いました。
笑顔が消えて食事もできなくなる
規則正しい食事が出来ず吹き出物も増えました。またせっかく友人に誘ってもらっても、彼からの呼び出しがあるかもと思うと行くのをためらってしまい、友人にも付き合いが悪くなったと言われてしまいました。さらに以前はいつも楽しそうで笑顔が絶えなかった私が、最近はいつも疲れていて楽しくなさそうと言われてしまいました。
彼から連絡が来ない夜は彼女と会っているのでないかと不安になり、眠れない日も増えました。気を紛らわすために食べ逃した食事をとろうとしてもうまく呑み込めず、一口食べてのみ込むのが精いっぱいで満足に食事がとれませんでした。
その為、彼から連絡がない日は眠れない夜と空腹に耐える日々でした。そんな夜は元カレとの楽しかった日々を思い出して一人で泣き、後悔して気がおかしくなってしまうのです。
元カレを忘れるために浮気相手のもとへ
元浮気相手の男性といる時だけは元カレの事を思い出すことがないので、自己嫌悪や後悔を忘れる事ができました。バカな私は元カレの事を忘れるために、元浮気相手の都合のいい女性になりました。
しかし、元浮気相手の本命彼女に対するやきもち。嘘をついて私に近づいてきた不信感はなかなかぬぐえず、日に日に元浮気相手に対する好きという気持ちも薄れていきました。
そんな時、元浮気相手が彼女と別れたと言い出しました。これで本命になれると思ったのに「別れた直後にそれは考えられない」と言われてしまいました。
彼の事が信用できずに探りを入れるかのように彼女の話題を出すと、近況を知っているという事も多々ありました。
そんな時の彼の言い訳は「相手がまだ自分の事を忘れられないから、無下にするのがかわいそうで連絡を取っている」でした。
よく考えたら自分から別れを切り出しておいて、それはないだろうと思います。わかっているのに今回は本当かも思ってしまうのです。
本命と張り合って買い物依存症になる!
過去に大切な人を亡くした寂しさを紛らわすために、買い物依存症になったことがあります。当時は十分すぎるくらいの収入を得ていたので貯蓄はできなくても買い物依存症によって生活が苦しくなる事はありませんでした。
しかし、事もあろうに元浮気相手とのストレスから、収入が十分でないのに、「買い物依存症」が再発してしまったのです。
彼の前で常に綺麗でいたい。元カレは私のファッションや趣味に口出しするタイプではなかったので、私の収入に余裕がなくなり安い服を着ていても、長い間美容院に行けなくても文句は言いませんでした。
しかし、元浮気相手は派手な女性が好きらしく、ミニスカートを履いてほしい、高いヒールを履いてほしい、派手なメイクをしてほしいと私の身なりに口出ししてきました。
正直「私をいくつだと思っているのだ」と思いました。「お前は若作りしている年増のギャルを連れるのは恥ずかしくないのか」とも・・・。
けれど彼に嫌われたくない私は、必死にミニスカートを買って、時代遅れなメイクをして着飾りました。しかし、彼といる時以外にそんな恰好をするのは、恥ずかしいという気持ちもありました。本当はこんな服を着たくないという気持ちから、少し流行を取り入れた服を買いそろえました。
元浮気相手の彼女は時代遅れの服を着ていたので、流行の服を着て綺麗な髪型やネイルをして少しでも勝ったつもりでいたい、というバカな競争心です。実際は元浮気相手自身も時代に取り残されているので、私が流行の服を着て周りにお洒落に見られても、彼には伝わらないのに・・・。
複数のカードでリボ払い…生活苦に
それでも私は綺麗な服を買い、可愛い靴を買い、安くはない美容院に通いました。もちろんお金が回らないのでダメだとわかっていても複数のカードでリボ払いを続けました。
そして、結局支払いに追われ、元カレと生活していた時よりも生活苦になりました。
元浮気相手といると食事もままならない。生きる原動力だった睡眠もまともに取れない。最終的に私の我慢の限界になり、もう体の関係を持つ事は出来ない、好きという気持ちもないと告げ、彼との関係を終わりにしました。
今では、その男性を好きだという気持ちもなくなりました。しかし、その男性は今でもたまにアプローチをしてきます。
何度も別れを繰り返しているので、また前の関係に戻れると信じているのかと思うと、心底ダメな男に引っかかってしまったのだ思います。
不毛な恋愛で残ったのは借金だけ
彼の事が信じられないので、二度と元の戻るつもりはありません。ただ、不毛な恋愛をしている間に月日は流れ、私の友人で独身女性はいなくなりました。
親にも友達にも結婚を急かされ、育児に追われている友達に寂しさを相談できるわけがなく、寂しさに押しつぶされそうになることがあります。
買い物依存症は直り、今では本当に必要な時しか買い物はしなくなりました。ただ、買い物依存症からできた借金があるため、新しい恋を始める勇気が持てず、親や友人のプレッシャーによるストレスから、今でも不眠や食欲不振に悩まされています。
今は早く借金を返して少しでも貯蓄をして新しい恋をしたいと思っていますが、掛け持ちする体力があるか不安で動けずにいます。早く不安や悩みから解消されて、前にみたいに周りの人に「いつも笑ってるね」と言われる自分に戻れるように、自分を立て直している最中です。
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失恋は甘酸っぱい思い出とも言われます。
しかし、失恋が心のトラウマになり、いまだに引きずって人生を前に進めていない人も、多いのではないでしょうか?
そんなあなたの心の重荷を、少しでも分かち合いたいと思っています。
トラウマをすべて吐き出してすっきりしてください!
後悔、恨み、つらみ、悲しみ、苦しみをすべてぶちまけてください。
私が受け止めさせて頂きます。
そして、今すぐ、心を清らかにして新しい人生を歩んでください!
浮気された、金銭をだまし取られた、暴力を振るわれた、体をもてあそばれた、借金を背負わされた、犯罪に巻き込まれた、家族に迷惑を掛けた、誘拐された、生命保険に入らされた…など、いまだに心の傷として残っている【失恋体験】なら何でも結構です。
つまり、これは「セラピー」でもあるのです。
「ライティング・セラピー」はとても効果があります。ぜひ実感してください!
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