行きつけのバーにやってきた、バリキャリの女性30歳。
東京の丸の内駅から徒歩5分、30歳の女性OLに隠れ家バーとして人気があります。




このバーには30歳の女性が多いというので、マスターに詳しく聞いてみることにしました。
どうやら、30歳の女性たちが結婚したいと思った【理由は4つ】あるようです。ランキングにしてみました!
【第1位】30歳女性の結婚したいと思った理由

理由① 親の圧力から逃げたいから

実は私も実家に帰る度に、親に電話をかける度に、結婚について聞かれます。

例えば、こんなCMを見たことはありませんか?
CMに登場している娘役の指原莉乃さんも1992年生まれで、今は30歳近くではないでしょうか。
このCMを見たときにものすごく頷いた記憶が頭にこびりついています(笑)
現在ちょうど30歳にあたる女性は、1990年生まれ。30歳になった皆さんと親御さんが30歳だった頃とは大きく状況が違います。
30年前であれば、女性は結婚しなければ生きていけない。男性はお金を稼いでこなければいけない。当時はそれが当たり前でした。
世のお母様たちが30歳になった娘の結婚を心配するのも、無理はありません。
しかし今は、外で働く女性(キャリアウーマン)も珍しくなく、”専業主夫”なんて言葉もあるくらいです。
実際に、女性の結婚平均年齢は高くなってきていて、ちょうど30歳付近で初婚という女性が平均的なんですよ。
にもかかわらず、親と顔を合わせるごとに結婚について詮索されるのは苦痛でしかないですよね。
【第2位】30歳女性の結婚したいと思った理由

理由② 結婚していない女性というレッテルが嫌だから

「売れ残り女子」なんて言葉がありますが、適齢期に結婚をしていない女性に対してあまり良いイメージを持たない人が多いのも事実です。
例えば、結婚していない30歳女性が職場の後輩にきつく当たってしまった時。
周りの同僚からはコソコソと非難されていました。

何かにつけ、結婚していないことが何か問題の原因でもあるかのようなイメージを持たれてしまいがち。
一般的にイメージされやすい結婚の適齢期を過ぎている女性に対して、「結婚できていないってことは、何か本人に問題があるからじゃないか」と詮索されてしまうこともしばしば。
ドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』など、メディアをきっかけにそんなイメージを持たれるようになったとも言える気がします。
ちょっとしたことを未婚という理由だけで酷く言われ続けたら、そりゃ腹が立ちますよね…。
なんといっても気にかかるのは、第1位と第2位が”他人からの視線を意識している”こと。
30歳にもなると自発的に「結婚したい」と思っている女性ばかりではないのかもしれませんね。
【第3位】30歳女性の結婚したいと思った理由

理由③ 働き方を変えたいから

現在、多くの30歳独身女性は正社員として働いています。
正社員として働くとどうしてもお休みを取りにくいといったデメリットがあります。
最近こそ、日本でもワークライフバランスなどと言われるようになりましたが、海外と比べてもまだまだ”ワーカホリック(働きすぎ)”
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引用 https://www.morecareee.jp/media/risounoworkstyle-m-0110
さらに、自立した生活を送るには何かと入用が多く、安定した給与が手に入る正社員を選ばざるを得ない人も多い様子。
また、社内で役職が上がるに連れて、仕事でストレスを強く感じるようになりがちな30歳。

金銭的に不安定になってしまうから、と正社員以外に挑戦できなかった30歳になる女性たちが、結婚をしてからパートや派遣などという働き方を選ぶようになっています。
会社で長く正社員として働く中で、一通り社会人としての経験を積み、そろそろ安定した(落ち着いた)生活をしたいと女性が感じ始めるのは30歳あたり。
結婚して旦那さんを持てば、ひとりで賄っていた支出を分け合うことができます。
結婚することで、今までの働き方を見直せるかもしれないという期待があるんですね。
【第4位】30歳女性の結婚したいと思った理由

理由④ 家事を分担したいから

30歳にもなると、会社に後輩がどんどん増えていき、昇格などのチャンスも増えてきますよね。
その分、責任感も次第に大きく…負担も増えていきます。
実際に年々、女性の管理職数は日本全体で見ても増加しているんです。
引用 http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h28/zentai/html/honpen/b1_s02_02.html
多忙な毎日で一人暮らしをしていると、どうしても家事が思うようにいかないことが多くなるでしょう。

そんな時に旦那さんが手伝ってくれたら…もう、幸せですね!!
目まぐるしい毎日を旦那さんと2人で乗り越える。
そうすれば、ひとりではこなせなかった日々の家事も無理なくできるようになります。
「結婚したい」と思った気持ちに冷静になって

「結婚したいと思った」という気持ちはもちろん大切にしてください。
そして、女性が30歳になって焦り始める気持ちもとてもよく分かります。
ただし、結婚するということはお互いにとって人生の中で相当大きな決断ですよね。
まったく異なる生き方をしてきた2人が、ひとつ屋根の下で突然生活を共にすることになるのです。
価値観の違いですれ違うこともあるでしょう。
実際に別れる夫婦の主な理由として、性格の不一致などが挙げられます。
今結婚したい気持ちが盛り上がっているかもしれませんが、「結婚なんてするんじゃなかった」と将来後悔しないように、そもそもなぜ結婚したいと思ったのかあ自分なりの理由を整理してみましょう。
結婚したいと思った理由が深ければ深いほど、これから彼と辛い時期を乗り越えるパワーにもなります。
まだまだ時間はありますよ、落ち着いてくださいね。
結婚したいと思った理由を深堀りする方法
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引用 https://diamond.jp/articles/-/146415
私であれば、一番上のボックスには「結婚したいと思った理由」とまず記入します。
そして次に、下に連なるボックスに「なぜ結婚したいと思ったのか」という問いに対して「家事を分担したいから」と答えますね。
また下のボックスには「なぜ家事を分担したいと思ったのか」に対して「自分の時間を増やしたいから」と書きます。
するとどうでしょう?
私は少し違和感に気づきました。
「自分の時間を増やしたいから」と思っているのに、結婚して2人で過ごす時間が増えて大丈夫なのか…
実際に掘り下げて考えていくと、自分の将来像に”結婚”がどんな存在か客観的に想像することができますよ。
まとめ
- 親の圧力から逃げたいから
- 結婚していない女性というレッテルが嫌だから
- 働き方を変えたいから
- 家事を分担したいから


渋いマスターをそういうと、私の空いているグラスにスパークリングワインをついで、優しく微笑みました。