学生時代といえば「青春真っ只中」です、人によって色々な恋のエピソードがあると思います。学校の教室で、部活で、バイト先で、大人になって思い出すと胸がキュンとくるような青春の恋愛ですね。
今、切ない恋愛をしているあなた、もしくはもう一度そんな青春の恋愛を思い出してみたい、体験したいあなたのために、養護教諭として、ある学校の保健室に勤務した私が学生たちから聞いた「恋愛相談された時に青春が終わった最悪のパターン【5選】」を紹介します。
読んで胸キュンキュンしてください。青春の切なさに心が洗われますよ。


目次
友達に恋愛相談された時

【最悪①】恋愛相談されたら好きな人がかぶっていた!パート1
いつものように親友のみゆと学校でいろんな話をしてたら、急に恥ずかしそうにみゆが話し始めたんです。



(え、うそ。友樹くん?私とみゆ同じ人好きになちゃったんだ。どうしょう、どうしょう、きちんと言ったほうがいいかな)と焦っているうちに

なんて言われてしまって。断ることもできないまま、自分も好きなんだって言えず、友達に恋愛相談されたのです。
その日からは辛い日々が始まりました。
友樹くんとみゆが仲良くなれるように、自分も好きなのにみゆのことをいい子だよと友樹くんに話たり、告白するまでの計画を一緒に考えたり、最後にはみゆが友樹くんに告白する現場にも一緒にきてと連れて行かれたんです。
みゆの告白が始まり、友樹くんの返事を聞くのが耐えられなくて、途中で走って逃げ出してきんです。何で恋愛相談されたんだろう、何で恋愛相談にのったんだろう、涙が止まらないんです。
結局、私の恋は誰にも言わず終わりました。そして二人はつきあい始めました。


【最悪②】恋愛相談されたら好きな人がかぶっていた!パート2
私あやかは幼稚園の時から幼馴染のリクが密かに好きでした。
でも、親友の愛がリクが好きで告白したいと恋愛の相談をされたんです。

確かに、幼馴染でいつもリクとはふざけあって仲良くしてます。でも、私だって好きなんです。今のままリクとの関係が居心地いいから、恋愛になって壊したくないから、言えなかっただけなんです。
だけど、愛のことも大事な親友だから相談された時に本当の事が言えなかったです。
自分のこと馬鹿だなって思いながら、リクを呼び出し愛が待っている告白の場所に連れて行きました。
告白を終えた愛は号泣していました。好きな人がいるからって断られたって。
ショックを受けたのは私もです。二人で一緒に泣きました。私も失恋です。
次の日、私はリクに呼び出されたんです。


リクの好きな人が自分だったなんて、夢のようで嬉しかったんです。
でも、同時に昨日号泣した愛のことが頭に浮かんできて。その時の自分の気持ちも一緒に思い出されたんです。嬉しい、でも愛はあんなに辛く悲しい思いをしている。私だけ喜んでいいのかな、愛に対する罪悪感で胸がいっぱいになって。
どうしたらいいのかわからなくて、混乱して辛くて口から自然とでた断りの言葉でした。


【最悪③】恋愛相談されたら好きな人が友達の彼氏だった
「ねえ、最近つきあい悪くない?」
「うん、ごめんね。内緒にしてたけど、私、彼氏できたんだ。」
こんなふうに始まった下校前のえりとの会話でした。ワクワクしてえりの彼氏って誰だろうと楽しみでした。


(えりとは仲いいけど、そういえば今まであんまり恋愛の話しなかった。相談されたの初めてだな。)


その瞬間、びっくりして頭の中が真っ白になりました。
(だって、こうたくんは入学したときから良いなと私が想ってて、同じバスケ部で男女は違うけど、毎日一緒に練習で顔あわせて話しして、私、ずっとずっと好きだったのに。)
でも、そんな事今更言えません、そして、二人はもう両想いで付き合ってるのだから。
その後、えりとした会話はあまり覚えてません。家に帰ってお風呂でいっぱい泣きました。私の恋が終わらされた瞬間でした。
えりとは何となく距離をおいてしまって、以前のような友達関係には戻れなかったです。


好きな人から恋愛相談された時

【最悪④】好きな女の子がいるんだと恋愛相談された
えいたくんはクラスが同じで席が隣になることも多くよく話をしました。私は少しずつえいたくんのことが気になっていきました。
教室でもよく話しかけてくれる、すぐに目が合う。冗談も言えるくらい打ち解けてきたし、部活でも見かけると手を振ってくれることもある。きっと、私達両思いなんじゃないかなと期待していました。
そんなある日でした。


もしかして、告白かも。と浮かれてドキドキしながらついてくと


恋愛相談されたのでした、女の子って話もしたことないやつからいきなり告白されたらひくかな、どうしたら良いか教えてって言われました。
目眩がしました。両想いだと自惚れてた自分が恥ずかしいやら、悔しいやら、悲しいやら。
とりあえず、冷静を装ってそうだね~と一生懸命答えたけど、実際は全然頭は回っていませんでした。
それからも、ほぼ毎日恋愛相談されたのでした。私はえいたくんのために全力で恋愛相談にのりました。好きな人の恋を応援するのって悲しくて辛かった。
結局、えいたくんは、その女の子とつきあうことになったから、私のアドバイスは正しかったのでしょう。


えいたくんがすごく喜んでくれたので、辛くて悲しかったけどよかったです。
わたしの恋は終わったけど、恋愛相談でも、えいたくんの近くでいっぱい過ごせた間は幸せでした。
【最悪⑤】好きな人が恋のキューピットになって恋愛相談された
私は夏、プールの監視員のアルバイトをしてました。バイト仲間は男子も女子もいてみんな仲がよかったです。バイト終わりにご飯を食べに行ったり、カラオケに行ったり、時には花火もしたりして恋愛関係はないけど楽しい毎日でした。
そのグループの中で、私は一人気になる人がいました。
おとなしいけど、いつもみんなに気を遣ってくれる優しいしんじくん。
みんなで遊びに行くたびに、この夏限定のバイトの間に仲良くなれたらいいなあと思ってました。
だから、ちょっと話があるんだけど。と相談された時は心臓がバクバクして顔が熱くなってきました。もしかして、想いが通じちゃったかも、と。


意味を理解するのにちょっと時間がかかりました。
(それって、しんじくんは私のこと好きじゃない?恋愛相談された?ゆうたくんの代わりにデートに誘ってるってこと?)

と一気に言ってしまいました。
しんじくんは困ったようなびっくりしたような顔で、わかったと言って去っていきました。
それから私は、しんじくんとゆうたくんと何となく気まずくなって避けるようになりました。グループの遊びにも私は行かなくなり、結局、しんじくんから何も返事はなく、夏が終わりバイトも終わりました。
そしてわたしの恋も終わってしまいました。


まとめ
- 友達と三角関係になり、友情をとって青春が終わるパターン
- 好きな人を応援して、青春が終わるパターン
- 好きな人に告白して、青春が終わるパターン
学生時代ってそんなに広い交友関係はないから、親友と三角関係になったという話はよくありました。不器用で一生懸命な恋は、まさに青春です。
ここに登場した女の子たちも、今は辛く悲しい思いをしてますが、大人になると、あの時は青春したなあ、恋愛したなあと懐かしく思うはずです。
この5つの切ないエピソードがあなたに青春を体験させてくれるといいなと思います。


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