2009年、私には将来を考えた彼氏がいました。
”堅実”と思えるほど誠実で優しく、いつも気にかけてくれたので、この人となら素敵な家庭を築ける」と思っていたのです。しかし、”ある出来事”からモラハラとパワハラをするようになって、私は精神疾患を患い、大好きだった仕事も退職せざるを得なくなりました。
将来が壊されたこと、仕事を求職に追い込まれたこと、精神疾患を患ったことで、私は「あいつを殺したい!ジワジワ痛めつけて、苦しめながら殺す方法はないかな?」と考えるようになりました。そして、「色んな方法で、彼氏をジワジワ痛めつけて、苦しめながら殺す」こと想像して疲れたのです。
今は、友達などの支えもあり、精神疾患と心が回復して穏やかな生活に戻っています。けれども、”あの出来事”を忘れることができなく、思い出すたびに「あいつを殺したい!今からでもあいつを殺す方法はないかな?」と考えてしまうのです。
そんなときに、私がいつもやっている方法があります。この方法を使うことで、「あいつを殺したい!今からでもあいつを殺す方法はないかな?」という考えを振り切って、私は我を保つことができ、「疲れた」ということがなくなっています。
目次
将来を壊して私を追い詰めた彼氏の話

出会い
私と彼氏との出会いは、友達との飲み会でした。ある日の飲み会で、友達が男友達を連れて、そのときに出会いました。
私: お仕事は何されてるんですか?
彼氏: 2年目の保育士です。
私は子供好きなので、保育士をしている彼に興味深々。子供の話を中心に会話が盛り上がりました。
会話にあらわれる堅実さ、優しさ…
私は彼に魅了され、連絡先交換をしたのです。連絡交換をした3日後、彼からデートに誘われ、デート中に告白されて付き合いました。
交際
付き合ってから2ヵ月後、私はインフルエンザで仕事にも行けず、寝込んでしまいました。心配してくれた彼氏は、仕事が終わってから私の家に訪れ、手料理を振舞ってくれて、私は「幸せだな」と感じたのです。彼氏も「これが将来の光景か」と言っていたのを覚えています。
私は、「この人となら将来を作っていける」と思い、彼氏にますます魅了されました。これが彼氏の罠とも知らずに…
様子が変わる
付き合ってから4ヶ月経ったときのことです。彼氏がそっけなくなってきました。彼氏からの連絡頻度やデートのお誘いがなくなったのです。
私: 最近どうしたの?
彼氏: 新人の育成とかで、半端なく忙しい。疲れた…
段々…
彼氏: 今日会えないかな?
私: 良いよ。家に行けばいい?
彼氏: ごめん。来てもらってもいい?
私: 謝らないでよ
と、彼氏の都合の良いときだけに会うようになりました。当時の私は、彼氏のことが大好きだったので、彼氏に言われるがままに会っていたのです。
本性をあらわしはじめる
付き合ってから6ヵ月が経った頃になると、デートで彼氏が支払う分のお金を私が立て替えるようになっていました。
私: もしかして、私って都合の良い女?
と気づきました。しかし、彼氏のことが大好きだったため、彼氏を疑う自分に対して嫌気がさし、精神的に不安定になり、「疲れた感」を感じるようになったのです。そんなことにお構いなしのように、彼氏からの連絡はたまにしかありません。
私が不安定になっていることを話した際
彼氏: 考えすぎ。てか、今度いつ会える?俺、〇〇へ行きたいんだよね。
催促されるような感じがして、「疲れた」と感じる日々が訪れました。
本性をあらわす
そんなある日のこと。SNSで私のタイムラインに彼氏の投稿が上がりました。投稿を見ると、何人かで集まっている写真が数枚でした。写真に共通して見知らぬ女性が写っていたのを見て、私は「彼氏、浮気してるんじゃ?」と直感的に思ったのでした。
しかし、同時に「彼氏のことが大好きだから、疑う自分が嫌い」と思い、より精神的に「疲れた感」を感じ、前以上に不安定になっていきました。
ある日、不安定な私を案じた友達が
友達: そんなに不安定なら、一度、浮気をしてるか確認したら?浮気をしていなかったら、謝ればいいだけだし。
と言い、私は彼氏の浮気を確かめることにしたのです。
それから数日後、彼氏と会い、彼氏がお風呂に入っているときに携帯を見ました。すると、知らない女性との履歴がたくさんあったのです。
不安に駆られ、恐る恐るやり取りの内容を見た瞬間、浮気をしていることが判明、絶望や失望、裏切られた感が入り混じった感情があふれ、私は大泣きしました。
泣き声を聞いた彼氏は、そっけない感じで、「どうしたの?」と聞いてきました。私が浮気したことを問い詰めると、彼氏が逆ギレして暴力を振るい、暴言を言ってきたのです。
パワハラ・モラハラがはじまる
その日を境に、彼氏が私にパワハラ・モラハラをしてくるようになりました。私は好きという感情よりも、恐怖と不安から彼氏の顔色を伺うようになったのです。彼氏からのお誘いを断ると、私はいつも暴力を振るわれて暴言を言われ、私は彼氏に支配されていきました。そして、精神疾患が悪化、私は退職を余儀なくされたのです。
ある日、当時かかっていた精神科クリニックの先生に事情を話したところ
先生: 彼氏さんとは今すぐ別れなさい。彼氏さんがしていることは、パワハラ・モラハラだから。
と言いました。
その言葉を聞いて、私は彼氏と別れることを決心したのです。
彼氏と別れる
精神科クリニックでお会計を済ませたあと、私は彼氏にメールして別れ話を切り出しました。
私: もう疲れた。いい加減にして!あんたの奴隷じゃないし!もう関わらないで!
彼氏: は?何、ふざけたこと言ってるの?
私: ふざけてないし。真剣だから。
彼氏: 関わるもなにも。お前とはお遊びだからな。
その言葉を聞いたときに、私の体が宙に浮いたかと思うと、胃の辺りで火の玉が燃え盛りはじめたのです。
直後に咽喉を逆流するように、怒りがあふれだし、「殺意」を抱いたのでした。
そして…
私: あんた、私を騙していたのね!私をこんな目に遭わせて!
彼氏: は?なんで俺のせいにするの?自分でなったんだろ?
私: 殺してやる!
彼氏: いい加減にしろ!メンヘラ女!!もう連絡してくんなよ。
直後、彼氏は私からのメールや電話を拒否したようで、連絡が取れなくなりました。
「殺す方法」を考える
彼氏と別れたものの、私の心は穏やかになりませんでした。むしろ、彼氏に対する殺意と憎しみに駆られ、「あいつを何とかして殺したい!ジワジワ痛めつけて、苦しめながら殺す方法をなんとしても見つけてやる!」と妄想したのでした。
- 包丁で小指の第一関節から順番に切断して殺す
- 五寸釘を金づちで骨に打ち込んでボキボキと砕いて殺す
- 寝ているところにガソリンを浴びせて火をつけて殺す
- マイナスのドライバーを爪の間に差し込んではがしながら殺す
- 鼻、耳、唇、眼球をナイフで削いでタバスコを塗りたくって殺す
- 逆さ吊りにしてゴキブリだらけの浴槽に顔をつけて殺す
- 両手両腕を切断して野良犬の群れに置き去りにして殺す
- 体を縛って顔を地面につけて車で引きずりながら殺す
こんなことを想像し始めました。私は毎日「彼氏を殺す方法」を考えて疲れた感を感じて、より精神的に不安定になりました。それでも、私は「あいつ、覚えてろ!絶対に殺してやる!!」と思い、殺す方法を探し続けたのです。
ある日、
友達: ねえ?顔が青白いよ?大丈夫?
私: 大丈夫。あいつを殺せばね。殺す方法ない?
友達: 今日、泊まりに行くから。
病院に運ばれる
そして、友達が家に泊まりに来ました。
友達が私に話しかけてくれたのですが、私は彼氏を殺す方法を考えていたこともあり、友達の話しを無視していました。
そんなときのことです。突然、息のつまるような胸の苦しみに襲われました。同時に、からだがしびれていったのです。友達がすぐに救急車を呼んでくれて、私は救急搬送されました。
病院に運ばれてから3時間が経過。私の症状は、過呼吸によるものとわかりました。
私: また息のつまる苦しさに襲われたらどうしよう。
友達: 私がいるから大丈夫!
その日以降、私が回復するまで支えてくれたのです。
「殺す方法」を考える不安な毎日からの脱却

ある日の精神科クリニックでの一コマ…
私: 先生、私、どうしても殺したい人がいて、殺す方法ばかり考えて不安です。精神的に「疲れた感」がスゴいです。
先生: そうですか。エクスプレッシブライティングをすると不安が解消し、精神的に「疲れた感」がなくなります。
私: エクスプレッシブライティング?
「殺す方法」と不安からの脱却①:エクスプレッシブライティング
エクスプレッシブライティングとは、1980年に生まれた心理療法で、感じたことや思ったことをノートに書くというものです。エクスプレッシブライティングの効果について、生みの親であるジェームズ・ベネベーガ―博士は次のように述べています。
数々の研究により、エクスプレッシブ・ライティングを行った被験者は幸福感が高まり、ネガティブな感情が減った。さらには、数週間から数ヶ月でうつや不安が改善し、ストレスが穏やかになる傾向も見られた。
引用:ノンストレス渡辺の研究日誌
私の書き方は次の通りです。

エクスプレッシブライティングをはじめてから2ヵ月後、私は「殺す方法と不安」に駆られることが少なくなりました。同時に「疲れた感」も少しずつなくなっていったのです。
そして、「殺す方法」が頭をよぎり、不安に駆られても「疲れた」とはならず、冷静に自分を見つめられるようになりました。
「殺す方法」と不安からの脱却②:日記を書く
エクスプレッシブライティングをはじめてから6ヵ月後、私は日記セラピーの本に書いてあることを実践していました。きっかけは、精神科クリニックの先生に言われた一言。
先生: 日記を書いてみましょう。日記を書くことで、エクスプレッシブライティング以上の効果が期待できます。認知行動療法にも日記が使われていて、日記を書くことで認知機能が改善、思考と心が落ち着き、あなたの言う「疲れた感」をコントロールできるでしょう。
当時、私が書いていた日記の書き方です。

この書き方で日記を書いてから1ヵ月後、私は「殺す方法と不安と疲れた感」から脱却しました。試しに、彼氏との出来事を日記に書いたとき、次のことがわかったたのです。
【彼氏との出来事】
浮気をされ、パワハラとモラハラを受けた。
【出来事で感じたこと】
あいつを殺す!何としても殺す!と感じて疲れた。
【気づいたこと】
私のアイデンティティとセルフイメージが崩れていた。
【良かったこと】
殺す方法を考えることと不安は、アイデンティティとセルフイメージを強化すれば解消する。「疲れた」とはならない。
【感謝】
脱却できる道筋が見えたこと。また、「疲れた感」の付き合い方がわかったこと。
そのことに気づいてから、私はどんどん回復し、生活が落ち着き、「殺す方法と不安と疲れた感」をコントロールできるようになりました。
「殺す方法と不安と疲れた感」を抱く自分を受け入れる

エクスプレッシブライティングと日記を書くことは、自分を受け入れることになります。自分が感じていること、思っていることを受け止めるので、今まで見たことがない自分を知れます。
私はエクスプレッシブライティングと日記を書いたことで、殺す方法を考えて不安になるのは、アイデンティティとセルフイメージが壊れたからと気づきました。アイデンティティとセルフイメージは、感情の基です。つまり、心はアイデンティティとセルフイメージから形成されていることになるのです。
アイデンティティとセルフイメージを強化するためには、自分を受け入れることが大事。自分を受け入れるためには、自分自身について知る必要があります。自分自身について知る方法として、エクスプレッシブライティングと日記が有効なのです。
まとめ

今回の記事のまとめです。
- エクスプレッシブライティング
- 日記を書く
私はエクスプレッシブライティングと日記を書くことで、「殺す方法と不安と疲れた感」をコントロールできています。「殺す方法と不安と疲れた感」を抱くことは仕方ないことです。
「殺す方法と不安と疲れた感」を抱いた場合、どのようにそれらを扱うかで、良い方向に行くか、悪い方向に行くかが決まります。なので、エクスプレッシブライティングと日記を書いて、「殺す方法と不安と疲れた感」を上手に扱って下さいね。
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★ 浮気にも【時効】があるって知ってましたか!?
最近、彼氏の様子がおかしい!
隠れスマホをするし、服装の趣味も変わってきて、休日出勤も増えてきた…?
もしかして、オンナができたの…
でもうちの彼氏にかぎって、そんなことは。
事実かどうか判断できなくても「浮気」を認識した時から、
【時効】へのカウントダウンは始まっています。
あなたを裏切った彼氏に仕返ししてやろうと思っても、
その時にはもう【浮気】でなくなっているかもしれないのです。
疑いを感じたら、すぐに「証拠」を集めてください!
あなたの人生が取り返しがつかなくなる前に、今すぐ行動です。
自分の未来をちょっと覗いてみませんか?
将来がどうなるか知りたい、彼氏の本音を知りたい……。
不確実な人生で、少しでも信じられる「ヒント」があればどれほど楽でしょう。
その「ヒント」をもとに自分で人生を歩んでみませんか?
人生の浮き沈みを生き抜いてきた先輩たちのヒントを聞いてみませんか?
あなたは人に頼ってもいいんですよ。さぁ、肩の荷を降ろしてくだいね。
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