彼氏に冗談で殺すと言われた!これからの付き合い方とは?

ショック受けたし、怖いな…

何があったんですか？

彼氏に「殺すぞ」って言われた…

どんなシチュエーションで言われたんですか？

普通に会話してたら、冗談半分で「殺すぞ」言われたの。

そうなんですね。

この記事は以下に当てはまるあなたのための記事です。

冗談で彼氏に「殺す」と言われて悩んでる
彼氏に冗談で「殺す」と言われてショックを受けている
また冗談で「殺す」と言われるんじゃないかと悩んでいる
「殺す」と冗談で言いつつも、実際に何かされるんじゃないかと悩んでいる
冗談で「殺す」と言う彼氏の今後の付き合い方について悩んでいる

この記事は私の経験をもとにしています。彼氏に冗談で「殺すぞ」と言われたときに、私が実践した方法やアドバイスを受けたものです。

この方法を知ればあなたは

彼氏に怯えなくて済むでしょう
彼氏が冗談でも「殺すぞ」と高い確率で言わなくなるでしょう
彼氏が逆上して何かすることを防げるでしょう
冗談で「殺すぞ」と言われても毅然としていられるようになるでしょう

1 彼氏に冗談で「殺す」と言われたらどうすれば良いの？
2 冗談で「殺す」と彼氏に言われたらモラハラを疑う
3 冗談で言われた「殺す」がモラハラだった場合
4 まとめ

彼氏に冗談で「殺す」と言われたらどうすれば良いの？

まず、彼氏に冗談で「殺す」と言われたあとの付き合い方も含めた対処法をご紹介します。対処法は4つあります。

録音・録画する
日記を書く
第三者を交えて彼氏と話す
相談する

この4つだけで本当に大丈夫なの？

冗談で「殺す」と言われたときにすること①：録音・録画する

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彼氏に冗談で「殺す」と言われたことを相談した際に、法律に詳しい人から「録画・録音」した方が良いと言われたことがあります。

なんで？

証拠になって後々有利になるとのことです。

彼氏が冗談でも「殺すぞ」と言ってきた場合、脅迫罪が適応されることがあります。脅迫罪は以下のとおりです。

刑法の条文（第222条）では、脅迫罪を次のように規定しています。

生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者は、2年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処する。

親族の生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者も、前項と同様とする。

引用：弁護士ドットコム

脅迫罪の対象範囲は以下の5つとなっています。

刑法222条に生命・身体・自由・名誉・財産とありますので、以下のような内容でも脅迫罪に値します。

生命・・・「殺すぞ」「息子を殺すぞ」

身体・・・「殴るぞ」「怪我じゃすまないぞ」

自由・・・「息子をさらうぞ」「帰れなくしてやる」

名誉・・・「さらし者にしてやる」「世間に公表してやる」

財産・・・「家を燃やすぞ」「飼っている犬を殺すぞ」

引用：刑事事件弁護士ナビ

彼氏が冗談で「殺す」と言った場合、言葉だけだと言い逃れられますが、録音・録画していることで証拠が残るため、言い逃れることができません。法律に詳しい人はこんなことを言っていました。

LINEやメールで「殺す（笑）」と言われたら履歴が証拠となりますが、言葉だけで言われた場合、証拠がないため、言い逃れらることができます。しかし、録画・録音は動かぬ証拠となるため、言い逃れることができません。

なるほどー。

冗談で「殺す」と言われたときにすること②：日記を書く

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日記は証明力や証拠力があれば、証拠として十分な役割を果たします。録画・録音と合わせると、より確かな証拠にすることができます。

アプリじゃだめなの？

アプリはおすすめできません。内容が改ざんされると判断されるため、証明力と証拠力が低下するからです。

私が以前、暴言や「殺す」と言われたで悩んでいるとき、法律に詳しい人からこのようにアドバイスされました。

暴言や「殺す」と言われたら、日記を書いた方がいいですよ。証拠の一つになりますから。日記で大切なことは「連続性」です。その都度連続して日記を書いていると、証明力と証拠力が高くなります。

ただし、アプリで日記を書くと、内容が改ざんされると判断されるため、証明力と証拠力が低下します。アプリと手書きの日記の併用も同じです。そのため、日記は手書きが良いでしょう。

アドバイスを聞いた私は以下の形式で日記を書くことにしたのです。その際、冗談でも言われた「殺す」や暴言も書きました。

日記を書いた後はどうしたの？

日記を提出したところ、日記が証拠として扱われました。それ以来相手から、暴言や冗談で「殺す」と言われたことがありません。

冗談で「殺す」と言われたときにすること③：第三者を交えて彼氏と話す

彼氏に冗談で「殺す」と言われた場合、証拠を残し、第三者を交えて話すことも良いでしょう。

第三者を交えて彼氏と話すときのポイントです。

冗談で「殺す」と言われたときの心情をハッキリ言う
冗談でも「殺す」と言わせないように、彼氏に誓約書を書かせる
第三者を交えて彼氏と会話した際に録音する

第三者を交えると、第三者が証人となり、抑止力が期待できます。そのため、彼氏に「冗談でも『殺す』と言われた」ということが激減するでしょう。より抑止力を高めたい場合、会話内容を録音することをおすすめします。

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第三者を交えて彼氏と会話した際に、会話内容を録音しておくと、動かぬ証拠となります。つまり、証拠・証人・証言・動かぬ証拠という4つの協力な武器を手にすることができるのです。

でも、その後が怖い。彼氏が何をしてくるかわからないから。冗談で「殺す」と言ってきたから、何かされそう。

冗談で「殺す」と言われたときにすること④：相談する

そのようなときは、警察・法律専門家・地方自治体の相談施設に相談しましょう。

相談先①：警察

警察に相談すると相談記録が警察署に残ります。また、警察官が第三者になって彼氏と会話ができるため、トラブルを防ぐことができるでしょう。

相談先②：法律専門家

法律専門家は法律に基づいたアドバイスをしてくれます。法律家は簡易裁判（少額訴訟）を提案してきますが、簡易裁判（少額裁判）には時間と労力がかかります。しかし、簡易裁判（少額裁判）で「彼氏に非がある」と認められた場合は強制力を持たせて対処できます。

具体的には

「冗談でも『殺す』と言ったら私は法的に処罰されます」という誓約書・同意書に彼氏がサインする
彼氏があなたに冗談でも「殺す」と言ったら法的に処罰される

法律専門家への相談は、相談が無料な法律事務所、無料で相談できる法テラスがおすすめです。

相談先③：地方自治体の相談施設

地方自治体の施設は、「市立女性相談室」「市立DV支援センター」というように名称が個々に違います。

名称がわからなければ、役所に連絡をして「彼氏に殺すと言われたことを相談したいんですが、どこに連絡すればよいのでしょうか」と聞きましょう。役所の担当者が相談先の電話番号を教えてくれます。

冗談で「殺す」と彼氏に言われたらモラハラを疑う

あなたが冗談でも彼氏に「殺す」と言われた場合、モラハラを疑いましょう。

モラハラ？

モラハラは、モラルハラスメントの略です。

モラルとは倫理や道徳といった意味であり、ハラスメントは嫌がらせといった意味ですから、倫理や道徳に反した嫌がらせ、という意味合いです。

具体的には、相手を無視したり暴言を吐いたり、にらみつけたり、嫌みを言ったり嫌がらせをしたり、馬鹿にしたりして相手を貶めたり不機嫌にふるまったりする言動をとることです。

「大人のいじめ」のようなイメージであると言うと、わかりやすいかもしれません。

引用：LEGAL MALL（ベリーベスト法律事務所）

要約すると、モラハラは言葉や精神的なDVです。冗談でも冗談じゃなくても「殺す」と言われたら、「私、モラハラされてるかも」と思っても良いでしょう。

モラハラの診断チェックリストです。

まずはモラハラ夫・彼氏についての診断チェックリストを見ていきましょう。

＜モラハラ夫・彼氏のチェックリスト＞

１．出された食事が気に入らない時、別の物を食べる

２．「こんなことも分からないのか？｣と言う

３．体調が悪くても、妻・彼女なんだから家事はすべきという態度に出る

４．言い訳、反論されると「俺をそうさせたお前が悪い｣となんでも人のせいにする

５．家の中がきちんと片付いていないと不完全なところを探し「一体毎日何をしているのか｣と皮肉、嫌味を言う

６．妻・彼女の前でため息や舌打ちをする

７．「誰のお陰で生活できるんだ｣と言う

８．自分の買い物には甘いくせに、妻・彼女の買い物には厳しく目を光らせる

９．休みの度に、家族で自分の実家に帰るが、妻・彼女の実家には寄りつかない

１０．生活費を入れない
１１．ちょっとしたきっかけでキレる
１２．キレた後、無視する
１３．不機嫌オーラを出す
１４．どなる
１５．理屈っぽく問い詰める
１６．ドアをバタンと閉めたり、床をドンドンと踏み鳴らす
１７．悪いところを指摘すると、「お前だって」と争点を転換する
１８．ひどいことを言っておきながらあまり学んでいない

引用：横浜港北法律事務所

続いては、モラハラ被害に遭っていないかという診断チェックリストを見ていきましょう。

＜モラハラ被害者チェックリスト＞

１．長期間、無視されたことがある

２．「夫・彼氏の言うことは、絶対」と自分に言い聞かせ、たとえ間違っていると思っても、それを指摘できない

３．「夫・彼氏が帰ってくる」と思ったら、恐怖心から心臓がドキドキする

４．夫・彼氏の不機嫌な態度が怖くて、怒らせないよう、常に気を遣っている

５．セックスを自分から断ることができない

６．夫・彼氏を怒らせないように、機嫌を損なわないようにと、子どもの行動まで制限してしまう

７．生活費が足りなくなると、自分の貯金を取り崩す事がある

８．新しい服を買ったことがない

９．どんな酷い仕打ちをされても、「自分が我慢すればいいのかな」と思っている

１０．結婚してから、自分の友人に会ったり、趣味を楽しむことがなくなった
１１．相手が悪いという確信が持てず、「自分が悪いかもしれない」と考える傾向にある
１２．自分が改善することで夫婦関係を良くしようという努力を繰り返す、本来ポジティブな性格である
１３．夫・彼氏の顔色を気にして、自分がしたいことを制限してしまう
１４．たまに反論して喧嘩になったとき、相手と対立する状態が長く続くことに耐えられない性格である

引用：横浜港北法律事務所